後藤先生 御侍史
これまで何度もメールにてご指導を賜り、誠にありがとうございました。
最近では5〜6分で盲腸まで到達できるようになり、今年最後の患者さんでは3分を切ることができました。
何より嬉しかったのは、患者さんから「以前受けた病院より楽でした」という言葉を何度かいただいたことです(当院では無鎮静で実施しております)。
若い頃、「こんな辛い検査は二度と受けたくない」と患者さんに言わせてしまった身としては、本当に感激いたしました。
二十数年ぶりに大腸内視鏡を再開したアラ還の私が、わずか半年でここまで上達できたのは、ひとえに水浸法とワンパターンメソッドのおかげです。
もちろん、挿入に難渋し15分以上を要する症例もあります。 まだまだ修正点が多々あります。
ビデオを見直すと多くの場合、横行結腸~肝彎曲部の処理に苦労しており、私にとっては第二のSDです。
以前なら無策のままでしたが、今はワンパターンメソッドと照らし合わせ、
「腸管の虚脱が不十分」「レフトターンが足りない」と具体的な課題を見いだし対策を立てられますので、
前向きな気持ちで次の症例に臨むことができています。
水浸法とワンパターンメソッドとの出会いは、内視鏡医としての私の人生を大きく変えるものでした。
このような素晴らしい手技を惜しみなく公開してくださいましたこと、心より深く感謝申し上げます。
これにてご報告はひとまず終了といたします。
本当に、本当にありがとうございました。
嬉しいご報告ありがとうございます。
無鎮静でも痛くないのが水浸法の本領発揮ですね。
S状結腸のあとはある時期横行結腸が難しいとみんないいます。
理由の一つにコロンモデルが少し簡単だからというのもあります。
横行結腸が長くて下垂していて、コロンモデルと形が違う人が問題です。
腸管を追いかけすぎると、すぐに逆αループを作ってしまいます。
そういう人もワンパターンメソッドでは、特に変わったことをしません。
ただ、コロンモデルでは1回しかしなかったレフトターンショートニングを横行結腸前半から複数回します。
だんだんコロンモデルに収束させるイメージです。
先生のような著名な方にご報告いただき、こちらこそ恐縮です。
ありがとうございました。
後藤 利夫
(参照)「水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル」
p.122 横行結腸のスペシャルテクニック(横行結腸引き上げ作業)